テレビ
ようやくブログ再開しました。「何があったの?」って聞かれると何かあったような何も無かったような。。。兎にも角にも反省の多い日々だったことは確かです。
さて、今日は久しぶりにテレビを見ました。もともとそんなにテレビを見るほうでもなかったのですが、ここ最近は全くといって良いほどテレビに興味を感じられず、ずっと遠ざかっておりました。
で、何となくチャンネルを回してるとなにか討論系の番組が目に入ってきました。
昔から「朝まで生テレビ」とか「TVタックル」とかのこの手の番組に興味はあるんですが、最後まで見切った記憶がありません。さて今日はどうかな~・・・・・・やっぱり無理!
なんか対中関係の議論をしておりましたが、見ていて本気でイライラするのでやっぱりチャンネルを変えてしまいました。
この手の番組全般に言えることですが、こういった番組を見ていて思うのは、
1. 穴があったら入りたいぐらいの要点を得ない、もしくは論理的でない意見を人前で良くどうどうと話せるなぁ。これって「自分は頭が悪いです」ってテレビを通じて言いまわってるようなもんじゃないのかな?
2. 人の意見を聞く気が無いのなら、自分の意見を人が聞かなくたって同じことでしょ?人の意見を遮ってまで自分の意見を述べるのは見苦しいなぁ。自分が本当に論理的で正しいことを話しているのであれば相手に意見を出させることでいくらでも矛盾点をつけるはずなのに。
3. 日本の政治家やメディアを担う人たちががこの程度の討論しかできないのかぁ。。。悲しいけどこの人たちが今の日本の上に立ってるっていう現実が許せない。これじゃあ政治も外交もお手上げなわけだね。
4. 史実は一つであるのに対して、その受け取り方、伝え方は色々あってしかるべきだろうに、自分の意見や受け止め方だけが絶対だとか正しいとか思えるのは一体何に基づいているんだろう?挙句の果て人の意見を「間違っている」という暴力的なまでの反論はどうやったらできるのだろう?人を否定する暴力性こそが最も低次元なものであることがわからないのかな?
5. この番組作ってる人って討論の結果として何らかの成果を期待してるのかな?言いたいことだけ言って終わってる番組に討論の価値はあるのかな?もし、番組を通して何らかの啓蒙を行いたいのであればせめてもう少し結論なり方向性を導いてしかるべきだろうに、玉石混淆(玉であることは極めて稀だと思いますが)の意見をたれ流して情報の受け手のみにその是非を判断をさせるというのであれば、メディアとしての良識とかはとっくに投げ捨ててるって事なんだろうな。
書き出したら止まらなくなりそうです。
自分が仕事をしていて、意見が対立することや部署間、会社間の利益が相反することなんて日常茶飯事な事ですが、一般の社会であればそれでも、「~していこう」と言ったような共通の目的や目標をシェアしていくことで何とか方向性を見出して乗り切るのもだと思います。
それに対してテレビでこういった議論をするときに何を目標にして、そこに何を生み出そうとしているんでしょうかね?駄々っ子のように「自分の意見が一番正しいんだい!お前ら全部間違ってるんだ!」と言いあう番組って一体何なんだろうと思ってしまいます。(もちろんこんな言い方はしませんが、結局のところ歩み寄って何かの共通理解を導くなんて事は絶対にしないわけですから同じことですよね。)また、そんなレベルの番組に政治家や学者が出て熱く語ってるという現状って何なんだろうと思うわけです。
本気で日中関係を憂うならば、「どうすれば日中関係を良くできるか」と言う点を念頭において話すべきであろうし、そのような番組の構成にすべきだと言うことをもっとテレビ局に対して意見するべきだと思うんですよね。それこそ「政治家」なわけですから。
感情論で国民をたきつけて日中関係をこれ以上悪化させる片棒を担いでる政治家やメディアの人々は即刻罷免されてしかるべきだと思うんですがね。
はあぁ、久しぶりに見たテレビでこれだけ気分が悪くなるとは思いませんでした。やっぱり暫くはテレビは見ないかな。
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